面接率が低い。
ドタキャンが多い。
日程調整が、とにかく大変。
採用の相談を受けていると、
こうした悩みは本当によく聞きます。
そして多くの場合、
原因はこう整理されがちです。
「応募者の意欲が低い」
「本気の人が減っている」
「最近の若い人は…」
でも本当にそうでしょうか。。
こんにちは
営業するのもされるのもちょっと苦手な元リクルート営業マン
求人業界のセカンドオピニオン「採用の窓口」を運営している渡辺ヒロユキです。
中小企業で採用業務を兼任している方に向けて、採用のモヤモヤを中立の立場で言語化し、「それ、本当に今のやり方で合ってますか?」を一緒に考えるnoteを書いています。
本日のテーマは、
【考察】がっちりマンデー「儲かるそばチェーン」を見て、面接率の低さを疑ってみた です。
がっちりマンデーで見た“別の視点”
以前放送されたがっちりマンデーで、
「儲かるそばチェーン」が特集されていました。
番組が潜入していたのは、
渋谷の“爆速”駅そば。
驚いたのは、
そばの提供スピード。
最短12秒です。
爆速の理由は「気合」ではなかった
もちろん、
店長の熟練した技術もあります。
ただ、番組で紹介されていた
本当のポイントはそこではありませんでした。
それが、
「お天気データ分析」です。
天候で、そばの“下ごしらえ”を変える
このそば店では、
- 雨の日
- 寒い日
- 暑い日
それぞれで、
- 注文数
- 回転率
- 混雑時間帯
を予測し、
仕込み量や動線そのものを変えているそうです。
「雨の日でも同じやり方で頑張る」
のではなく、
雨の日は、そういう前提で設計を変える
「そば × 気象データ」という、
とても令和らしい経営戦略でした。
これを見て、採用のことを考えました
ここで私は、
採用の現場を思い出しました。
採用でも、
天候はどうにもならない外部要因です。
- 雨
- 猛暑
- 台風
- 寒波
それでも多くの企業では、
こう考えがちです。
「面接は予定通り来てもらうもの」
「来ないなら、縁がなかった」
面接率が低い理由は「人」ではないかもしれない
でも、
あのそばチェーンの発想で考えるとどうでしょう。
面接率が下がるのは、
応募者のやる気が足りないからではなく、
企業側が“晴れの日前提”の設計をしているから
かもしれません。
採用版・天候連動オペレーション
例えば、こんな工夫です。
- 雨予報の日
→ 最初からオンライン面接を提案する - 猛暑日
→ 夕方以降・別日程を複数提示する - 台風接近日
→ 「無理に来なくて大丈夫です」と先に伝える
やっていることは、
評価基準を変えることでも、
応募条件を緩めることでもありません。
段取りを変えているだけです。
実際、これだけで変わることがある
こうした対応を入れるだけで、
- 面接率が上がる
- ドタキャンが減る
- 応募者からの印象が良くなる
というケースは、珍しくありません。
しかも副次的に、
- 採用担当者のストレスが減る
- 日程調整のやり取りが減る
という効果も出ます。
人を疑う前に、段取りを疑ってみる
がっちりマンデーで紹介されていた
儲かるそばチェーンも、
「お客さんの意識を変えよう」
とはしていませんでした。
変えたのは、
仕組みと準備だけ。
採用も、同じでいい
面接に来ない人がいると、
どうしても「人」に原因を求めたくなります。
でも一度だけ、
こう問い直してみてもいいかもしれません。
この面接設計、
晴れの日しか想定していないのでは?
がっちり考える、ということ
がっちりマンデーで紹介される事例は、
派手な成功談ではなく、
「前提を疑う視点」
を教えてくれることが多いと感じます。
採用も同じです。
人を変える前に、
評価を変える前に、
まずは段取りを疑ってみる。
それだけで、
面接率は意外と“がっちり”改善するかもしれません。考えています。

